イケアが品質管理を強化するという記事をみて思ったこと

スウェーデンの会社で大手家具メーカーのイケアが製品の自主回収が相次ぐ現状に対して品質管理を強化していくと発表していますが、企業での安全確保に対する品質管理は大切ですが難しい問題を抱えていることも事実です。
複写機メーカーに勤務していますが複写機も小さい子供が機械に手を入れたり板金部分で怪我をしないように開発および生産での品質管理は最優先になっています。たとえコストがかかっても市場に製品が出てから問題が発生すると修復したり改善する対策費で莫大な費用が生じることがわかっているからです。
しかしながらなんでもかんでも品質管理で検査を強化したり無駄なところに費用えおかけると、製品にその分のコストが上乗せされるので高価になり競争力がなくなり売れなくなることにつながります。
会社では品質部門は独立して安全確保に努めていますが、新製品で初めて使う機能などは過去の知見が役に立たないこともあるので、設計者しかわからない技術的内容を理解しないまま通過してしまうこともあります。
イケアの事故を見てみると壁に固定していないタンスの下敷きになり死亡事故を生じているのですが、日本ではリコールの対象になっていないのも不思議な気はしています。
メーカーの場合一度不祥事を起こすと信頼を回復するまでにかなりの時間がかり、対応を誤るとそのまま倒産することもあるので品質管理を強化することも大事ですが、すべての情報を隠さずにしていくことが一番重要ではないかと思っています。